2014年1月8日 水曜日
温故知新 その67

六年間通い続けた大学院もいよいよ佳境に入りました。


新年早々の11日に学術講演会の論文発表が決まりました。


発表テーマは「溶融塩電気化学プロセスによる緻密炭素膜の形成」です。


主任教授、担当教授の先生方をはじめ、数多くの人に支えられながら研究を重ねた結果、何とかここまで辿り着くことが出来ました。


出来の悪い、物忘れの激しい劣等生だっただけに、本当に多くの人に助けていただきながらの結果です。


特に弊社研究所員のメンバーには頭が下がる思いでいっぱいです。


今の正直な心境は、長く長く苦しく、毎日頭の片隅にいつ何時も「論文、研究」がこびりつき、いつも逃げ出したい六年間でした。


でも終わりが近づくとどこか物足りなく、「これが終わったらもう一発なにか大きいことにチャレンジしてみたい」という気持ちになっています。


でもその前にきちんと学術発表をして、お世話になった方々に感謝の意を表し、そして博士号学位を先祖のお墓に掲げお礼を述べることを実行します。


その後に次の新たな人生のテーマを掲げてさらに前進していきたいと思っています。