2013年9月24日 火曜日
温故知新 その61

日本の経済は、アベノミクスで一見潤いだしているような報道が多い。


しかし、相変わらず半導体は絶不調だし、一般経済も目立った好況感は無い。


失業率も横ばいだし、ハローワークには人が溢れかえっている。


中国の経済も「間もなくバブル崩壊」と囁かれているし、ヨーロッパ経済も思わしくない。


少し前に流行った【勝ち組 負け組み】と言う表現で言うと、どこが勝ち組でどこか負け組みなんだろう?


と言うより私はこの【勝ち組 負け組み】と言う言葉、あまり好きではない。


アメリカに住んでいようが、ヨーロッパや中国に生まれようが、いつの世もいつの時代も波があり、浮き沈みのサイクルは世界共通なはずだ。


大事なことは、『目標に向かってスタートして全力で走っているかどうか?』だ。


日本に生まれ、日本で生きている私達は、アベノミクスに頼りすぎず、自らの知恵と手と足と体を使って目標に向かって全力で走ることが大切だと思う。