2013年5月20日 月曜日
温故知新 その54

最近、大学図書館を利用することが多い。と言うのも大学院卒業論文の納期に迫られてのことだが・・・。


学生時代は体育会に籍を置き、図書館などには一切通うことも無い生活を送っていたのに、


この年になって頻繁に足を運ぶというのもおかしな話かもしれない。


昨日、その図書館の玄関先に掘り込んである英文にふと目が留まった。


 


“LEARN TO LIVE  LIVE TO LEARN” 生きるために学ぶ 学ぶために生きる)


 


なんか、素直に感動した。


学生時代には目もくれなかった言葉に、今、この年になって素直に感動したのは何故だろう?学生時代にこの感動を味わっていたのなら、私はもっと大物になっていたのかもしれない。


人間はいつも終わってから後悔する。「あの時もっとこうしていれば」「あの時もっと勉強していれば」と後悔は尽きない。


ひょっとしたら私は今、大学院に籍を置き、形だけかもしれないが大学院で学び、目的を持って図書館に通える自分の立場に喜びを感じているのかもしれない。


思い起こせば、数年前、「記憶力が衰退してる」「目が悪くなって本を読むのも苦労する」と言い訳ばかりをしていたが、この英文を目にしたとき、言い訳はやめてしっかり論文をまとめてきっちり結果を残そう!と心に誓った。